研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は,自分の身体寸法・形状・位置などの認識である身体像を動的に変換する要因を明らかにすることである.特に体性感覚と視覚との対応に着目し,バーチャルに自己身体の連続的な寸法変換を誘発すること目指す.そこで小型人型ロボットへ操縦者の歩行運動を転送しロボット視点映像を閲覧する臨場感伝送において,身体寸法の変換要因として物理乗数である重力加速度に着目した歩行実験を行った.その結果,操縦者が等価的に4Gよりも1Gを感じさせる条件下で歩行の成功率が向上した.またロボット視点映像が操縦者の歩行運動を変容させており,身体像の動的な変容手段として視覚的重力印象が寄与することを明らかにした.
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