研究課題
若手研究(B)
自然言語処理における従来の構文解析では,単語間の関係に基づく,いわゆる構成的な意味の解析が中心であり,慣用句や複合語など,複数の単語で一つの意味を表す非構成的な現象の多くは見過ごされてきた.そこで本研究は,これらの「複合表現」を同定し,言語の意味を正しく認識できる構文解析手法と,大規模に収集した複合表現を構文木上に効率良くアノテーションを行う方法を開発した.さらに,構文解析と複合表現を同時に解析することにより,双方の性能向上に寄与することを示す.
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Transactions of the Association for Computational Linguistics
巻: 5 ページ: 397-411
IEEE/ACM Transactions on Audio, Speech, and Language Processing
巻: 24 号: 11 ページ: 2059-2068
10.1109/taslp.2016.2598310