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OSAS検出のための呼吸推定に特化した心電図誘導法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 15K16085
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 生命・健康・医療情報学
研究機関東京電機大学 (2017)
千葉商科大学 (2015-2016)

研究代表者

酒井 元気  東京電機大学, システムデザイン工学部, 准教授 (50597094)

研究協力者 朱 欣  
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
研究課題ステータス 完了 (2017年度)
配分額 *注記
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード睡眠時無呼吸症候群 / ECG / 呼吸推定 / ECG-Derived Respiration / 心電図 / ECG-derived REspiration / 心電図による呼吸推定 / 新しい心電図誘導法 / 呼吸推定に適した心電図誘導法
研究成果の概要

EDRは心電図から呼吸を推定する方法であり、心電図でOSASの判定を行う際に使われる技術である。これまでに、多くのEDR法が提案されてきたが、EDRに適した心電図誘導法については検討されていない。そこで、本研究では呼吸推定に適した誘導法の検討を行った。具体的には、胸郭下部の12の誘導法を提案した。実験では、47名の被験者の心電図と呼吸を計測し、推定-実呼吸の呼吸rate間の相関から、提案誘導法の呼吸推定精度を比較した。結果、陰極、陽極のいずれかが心臓付近で、且つ、胸郭のバケツハンドル、ポンプハンドル動作が最大になる位置に陽極、陰極電極を装着させたとき、高い呼吸推定精度が得られた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、複数の呼吸推定ルゴリズム(EDR)で呼吸の推定をおこなった。提案心電図誘導法から得られた心電図からは、多くのアルゴリズムで、従来の誘導法から得られた心電図以上の精度での推定が可能であった。本研究により、呼吸計測のために特殊な機器を使用することなく、一般的なホルター心電図計測器のみで呼吸の推定を精度よく行うことができることが示された。今後は、提案心電図誘導法で計測された実際の睡眠時無呼吸症候群の患者から得られた心電図から、スクリーニングの段階で重症度を評価する手法の開発に努めたい。

報告書

(4件)
  • 2017 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2020-03-30  

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