研究課題
若手研究(B)
前庭動眼反射(VOR)は,小脳が関与する運動学習のモデルシステムとして古くから研究されている.VORの運動学習では,頭部運動刺激の方向を区別して異なるパフォーマンスを獲得できることが報告されている.こうした文脈に依存したVOR運動学習は,柔軟な小脳運動学習を実現する神経機構を探る上で格好のパラダイムと考えられている.本研究では,小脳両半球構造を詳細に記述した数理モデルによるシミュレーションにより,こうした頭部運動方向選択的なVOR運動学習を実現する柔軟な小脳の情報処理メカニズムを評価した.
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 6件) 学会発表 (10件) (うち国際学会 5件)
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