研究課題/領域番号 |
15K16098
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
図書館情報学・人文社会情報学
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研究機関 | 大妻女子大学 |
研究代表者 |
松本 早野香 大妻女子大学, 社会情報学部, 講師 (90575549)
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研究協力者 |
高橋 厚
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | アーカイブ / 地域 / 臨時災害放送局 / 東日本大震災 / 山元町 / りんごラジオ / 地域コミュニティ / デジタルアーカイブ / 宮城県亘理郡山元町 |
研究成果の概要 |
本研究は、地域コミュニティでの「語り」に着目したアーカイブを構築することにより、地域における情報技術の新しいモデルを研究するものであった。具体的には、地域住民が多数出演した宮城県亘理郡山元町「りんごラジオ」の放送記録をデジタル化し、これを中心としたアーカイブシステムを構築、復興記録の地域における活用について調査した。それらの結果から、東日本大震災後に運営が長期化した臨時災害放送局のメディアとしての位置づけなどについて考察した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
災害後の復興記録を地域において生かす手段としてのデジタルアーカイブを提案した。放送記録の分析により、大規模災害後にどのような情報が必要とされるかを明らかにした。災害直後から長期的な復興期に至るまで、時期ごとに地域においてどのような情報が求められるかを示した。東日本大震災後に多く設立され、運営が長期化し、その後の災害でもしばしば設立されている臨時災害放送局について、地域メディアとしての位置づけを考察した。
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