研究課題/領域番号 |
15K16122
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 埼玉県環境科学国際センター |
研究代表者 |
渡邊 圭司 埼玉県環境科学国際センター, 水環境担当, 主任 (50575230)
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研究協力者 |
須田 亙
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | リン循環 / ポリリン酸蓄積細菌 / 浮遊細菌 / 河川 / 物質循環 / リン |
研究成果の概要 |
河川から高頻度に検出され、細胞内にポリリン酸を蓄積する能力を有する浮遊細菌が、河川のリン循環においてどのような役割を担っているのかを解明するため、定期観測及び実験的解析からその寄与を推計した。 高感度検出法及び次世代シーケンサーを用いた菌叢解析では、ほぼ全ての河川水試料から一定の割合で検出されたことから、優占種であることが明らかとなった。蛍光標識オリゴヌクレオチドプローブを用いた検出法による現存量推定、および純粋分離株を用いた培養実験による単位細胞当たりのリン酸態リンの取り込み量の測定から、この浮遊細菌が河川水中のリン酸態リンのおよそ0.6%の動態に寄与していると推計された。
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