研究課題
若手研究(B)
遺伝子配列から生物の分類同定行う技術 DNAバーコーディングに、近年普及したDNAを大量に解読する技術を組み合わせて、生物多様性を迅速に明らかにする技術がメタバーコーディングである。しかし、従来この技術では、ある生物が存在するかどうかはわかっても、多いのか少ないのかという量的な情報を得ることが出来なかった。研究代表者らは、「大地のプランクトン」とも呼ばれるトビムシ類を材料として、メタバーコーディングの分析手順を改良した結果、生物の多寡を量的に比較可能となる精度を達成した。これによって、個体群密度の増減の追跡など、従来メタバーコーディングが適用できなかった目的にも利用可能となると期待される。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 2件)
Genome
巻: 59 号: 9 ページ: 705-723
10.1139/gen-2015-0228