研究課題/領域番号 |
15K16140
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境技術・環境負荷低減
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
大坂 侑吾 金沢大学, 機械工学系, 助教 (70586297)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 大気圧非平衡プラズマ / ゼロエミッションディーゼル / カーボンナノファイバー担持二酸化マンガン / ゼロエミッションフィルター / 乾式脱硫 |
研究成果の概要 |
新規反応場の効果の検証ならびに,繊維状材料の新規合成法の確立による脱硫性能の向上の検討を実施した.脱硫だけでなく脱硝性能の発現の可能性を模擬排ガス中に窒素酸化物も導入して検討した.オゾン非導入時,脱硫性能は,窒素酸化物の硝酸塩化反応が阻害因子となり性能が低下した.それと同時に,脱硝性能も,硫黄酸化物の硫酸塩化に伴い阻害され性能が低下した.本結果より二酸化マンガンの脱硫脱硝性能はそれぞれの酸化物の塩化反応により阻害されることを明確にした.本フィルターにオゾンを導入し同様の検討を行った結果,オゾンによる酸化活性の向上に伴い,脱硫脱硝性能ともに向上し,特に脱硝性能は大きく向上したことを明らかにした.
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