研究課題/領域番号 |
15K16145
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境材料・リサイクル
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
黒田 真史 大阪大学, 工学研究科, 助教 (20511786)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | semiconductor / selenium / tellurium / resource recycling / biovolatilization / カルコゲン / セレン / テルル / バイオボラタリゼーション / 資源回収 / トランスクリプトーム / 太陽電池 / 資源循環 |
研究成果の概要 |
カルコゲン元素(セレン、テルル)を含む化合物半導体は、近年、太陽電池等として盛んに利用されているが、一方、その資源循環経路が確立されていないことが問題となっている。本課題では、活発なカルコゲン代謝細菌であるNT-I株を活用したカルコゲン回収技術の開発に向け一連の研究を行った。CIGS太陽電池模擬抽出液を用いた検討により、中和処理とNT-I株によるセレン酸化物イオンの還元により、他の金属を含む溶液からセレンを回収できることが明らかとなった。また、排気ガスのトラップを備えたリアクターを用いた試験により、NT-I株はセレンのみならず、テルルについても活発に揮発できることが明らかとなった。
|