研究課題/領域番号 |
15K16150
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
自然共生システム
|
研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
乾 隆帝 山口大学, 大学院創成科学研究科, 助教(特命) (20723844)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
|
キーワード | 汽水域 / 河川 / ハビタット / 魚類 / シミュレーション / 塩分 / 河床 / 保全 |
研究成果の概要 |
本研究では(1)西日本の1級水系における魚類の出現パターンに基づき河川を類型化し,(2)各グループに属する河川の平水時の塩分変動と出水時の河床変動をシミュレーションにより算出し,さらに(3)塩分変動および河床変動特性と魚類の出現パターンの関係性を調べた. (1)の結果,27河川は4つのグループに区分された.(2)の結果,河川によって塩分遡上や底面平均塩分の特性が異なっていた.出水による細粒化・粗粒化傾向は,河川間で顕著な違いは見られなかった.(3)の結果,周縁性魚類や汽水性ハゼ類が生息するためには,浅所における汽水域面積がある程度以上必要であることが明らかになった.
|