研究課題/領域番号 |
15K16170
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
デザイン学
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研究機関 | 岡山県立大学 |
研究代表者 |
上田 篤嗣 岡山県立大学, デザイン学部, 助教 (90382366)
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研究協力者 |
澤田 陽一
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ピクトグラム(絵文字) / 触知行動評価 / 認知機能評価 / 触知図 / 触地図 |
研究成果の概要 |
本研究は、点字や触知図等の知識が不十分な中途視覚障害者の外出する機会や生活圏の拡大に貢献できる触知ピクトグラムを検討することが最終目的である。今回は、「凸の適正な高さの検証」とピクトグラムの「視認性の評価」および「触覚と視覚における誤差」を確認するための実験を行った。以上の結果から、視覚と触覚モダリティ間のミスマッチ部位を軽減させる形状に必要と思われる要素を抽出することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「視覚的顕著性」と「視覚と触覚モダリティ間のミスマッチ(錯触)の補正」および「最適な触知の高さ」等を模索することで、視覚情報のみならず触覚情報をも提供できるピクトグラムへの開発が可能となる。その結果、点字や触知図等の知識が不十分な中途視覚障害者の外出する機会や生活圏の拡大に貢献できる。また、視覚障害者に限らず日本語の理解が難しい外国人等のより多くの利用者への用途が期待でき、さらには災害時に電気設備が使用できない状況下においても活用される可能性もあり、安全・災害対策にも寄与できる。
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