研究課題/領域番号 |
15K16183
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
衣・住生活学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
黒光 貴峰 鹿児島大学, 法文教育学域教育学系, 准教授 (50452925)
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研究協力者 |
内村 由佳理
江崎 史織
小原 聖子
切口 眞里
徳重 礼美
速水 多佳子
山口 隼人
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 家庭科教育 / 教材開発 / 模型教材 / 防災 / 家庭科 / 住生活 / 技術・家庭科(家庭分野) / 有効性 / 防災教育 / 掲示型教材 |
研究成果の概要 |
本研究は、学校教育における防災教育の充実に向けて、防災の視点を取り入れた家庭科住居領域の教材開発を目的とした研究である。開発した教材は、居室(8畳)と家具(ベッド、机、椅子、棚など家庭に置かれている家具)の模型教材(1/10の縮尺)であり、与えられた空間に家具を自由に配置しながら、安全な住まい方の視点を学習できる教材となっている。開発、実践、有効性の検討、改善を繰り返し、成果としては教材開発に留まらず、幼稚園、小学校、高等学校など他校種や他教科での活用方法の検討、安全を考えた室内環境の整え方以外での活用方法の検討も重ねて行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、学校教育における防災教育の充実に向けて、防災の視点を取り入れた家庭科住居領域の教材開発を目的に研究を行ってきた。それぞれの教科で防災の視点を取り入れることは、今後、起こり得る自然災害への備えとして、必須の課題、緊急を要する課題であるといえる。また、本研究では、教育対象が大きいため教材として教室に取り入れることが難しい、各人のプライバシーと深く関係するため指導するのが難しい、といった特有の課題を持っている住居領域において教材開発を行ってきた。このことは学校教育における防災教育の充実を図るとともに、家庭科教育の充実にも繋がっている。
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