研究課題
若手研究(B)
本研究では、低酸素曝露がラットの自発運動量に及ぼす影響と、各臓器の炎症に及ぼす影響について明らかにすることを第一の目的とした。さらに、クエン酸の摂取が、低酸素曝露による自発運動量の低下や炎症の惹起を抑制しうるかどうかについてもあわせて検討した。結果、低酸素曝露は自発運動量を有意に低下させるが、予めクエン酸を摂取させておくと有意な低下がみられなくなることが明らかになった。また、低酸素曝露はラットの、脳、肝臓、骨格筋、肺において炎症マーカーを上昇させないことが示された。クエン酸の摂取は、各臓器の炎症マーカーに影響を与えなかった。
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