研究課題/領域番号 |
15K16220
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 神奈川工科大学 |
研究代表者 |
田中 理恵子 神奈川工科大学, 応用バイオ科学部, 助教 (80579962)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ベージュ脂肪細胞 / ビタミンE / α-トコフェロール / UCP1 / PGC-1α / p38 MAPK / Irisin |
研究成果の概要 |
褐色脂肪細胞やベージュ脂肪細胞はミトコンドリアを多く保有する細胞であり、UCP1を介した熱産生によって体温の保持等に寄与している。これらの細胞はエネルギーの消費を亢進する事から、肥満や代謝疾患に関する研究のターゲットとして注目されている。PPARγのアゴニストがマウスの白色脂肪組織においてベージュ脂肪細胞の分化を促進するとの報告から、我々はPPARγの発現を誘導する事が知られているα-トコフェロールに着目し、その効果を検討した。本研究の結果から、α-トコフェロールが熱産生型脂肪細胞の分化を促進し、その作用機序にはPPARγのコアクチベーターであるPGC-1αの発現誘導が関与する事が示唆された。
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