研究課題/領域番号 |
15K16240
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 自治医科大学 (2016-2018) 中央大学 (2015) |
研究代表者 |
小松 さくら 自治医科大学, 医学部, 客員研究員 (90625914)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | food craving / ごはんcraving / チョコレートcraving / 尺度 / 白米 |
研究成果の概要 |
食欲(appetite)はどんな食べ物を食べても満たされるが、food craving を満たすためには、特定の食べ物が必要であると言われている。本研究の目的は、日本人に特有のごはんcravingを満たすためには、どのような条件が必要なのかを検討することであった。本研究の目的の前提として、以下の結果を報告した。まず、ごはんの剥奪はごはんcravingを引き起こすが、剥奪後のごはんの摂取頻度は増加しなかった。次に、チョコレート風味の食べ物は、主観指標においてはチョコレートcravingを満たすが、行動指標においては満たさなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、これまでほとんど実証されてこなかった、food cravingの定義に関わるfood cravingを満たすための要因に注目した。さらに、日本人に特有と考えられる「ごはん」に対するcravingに注目していた。今後ごはんcraving研究が発展すれば、日本人が数多くある食べ物の中で、ごはんに最もcravingを感じている一方で、なぜごはんの消費量が減少しているのかが明らかになると考えられる。そして、このことによって、ごはんの消費量を増加させる一助となり得ると予測する。
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