研究課題/領域番号 |
15K16243
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
鈴木 宏昭 山形大学, 地域教育文化学部, 准教授 (90581843)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 理科教育 / Nature of Science / 科学論的内容 / 教員養成 / Nature of Science |
研究成果の概要 |
本研究プロジェクトの目的は、日本において科学論的内容に関する教員養成プログラムを開発し、その有効性を実証的に解明することである。研究目的を達成するため、まず、これまでの科学論的内容に関する研究動向、次に、日本や米国の教員養成システムに関する基礎情報(制度やカリキュラム)を把握し、その特質を明らかにすることができた。さらに、日本の教員養成課程学生に対する科学論的内容に関するアンケート調査やインタビュー調査を行い、その特質を解明した。その上で、科学論的内容を導入した教員養成カリキュラムモデルを提案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究を通して、米国等の理科教員養成の基本的な枠組み等々を解明し、日本の教員養成において科学論的内容に関する学習プログラムのモデルを開発することができた。日本では、初等教育段階から大学(教員養成学部)に至るまでの間、科学論的内容に関する理科教育の取り組みが、国際的にも喫緊の課題であるにもかかわらず、米国等より遅延していることが否定できない現状において、教員養成における科学論的内容の学習に取り組む本研究の意義は極めて大きいものであろう。
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