研究課題/領域番号 |
15K16245
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
中村 琢 岐阜大学, 教育学部, 准教授 (70377943)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 探究活動 / 探究能力調査 / 高等学校理数課題研究 / スーパーサイエンスハイスクール / 科学探究能力 / 高校生 / 課題研究 / 理科教育 / 理数教育 / 評価法 / SSH / 高等学校 / 教育効果 / 意欲 / 指導法 |
研究成果の概要 |
本研究は中等教育の理科・数学の探究活動の取組状況を調査し,高校生の科学探究能力との関係を明らかにして,教育効果の高い指導法の開発と普及を目的としている。スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校を中心に全国の高等学校の課題研究の取組状況と15校と中学校2校に対して実地調査を実施した。科学探究能力を調査する評価ツールを開発し,15000名の高校生に対して調査結果を分析した。探究活動の経験が科学に対する意欲,関心を向上させ,科学探究能力の育成に効果があることを検証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究はこれまで明らかになっていない中等教育の理数の探究的活動について,その効果を同一の評価ツールを用いて異なる学校間で比較,検証するとともに,効果の高い指導法の要素を抽出した。また多様な指導法,実施形態,教育効果の実態を全国200校のSSHを対象とした大規模調査により明らかにした。探究的活動は現代の教育において,理数の教科だけでなく複数の教科や総合的な学習への普及が求められており,本研究で検証した指導法の普及が期待できる。
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