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イギリス土木・機械技術の展開と工学理論との相互関係について

研究課題

研究課題/領域番号 15K16273
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 科学社会学・科学技術史
研究機関千葉工業大学

研究代表者

小林 学  千葉工業大学, 工学部, 准教授 (60447555)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード橋梁 / ロバート・スチーブンソン / ウィリアム・フェアベーン / ブリタニア橋 / 設計と理論 / ジェームズ・ワット / イートン・ホジキンソン / コンウェイ橋 / ビクトリア朝 / トーマス・ベドーズ / 蒸気機関 / 土木技術 / リチャード・トレビシック / 蒸気機関車 / ディー橋 / 実験と理論
研究成果の概要

本研究では、土木・機械技術とそれらに関連した工学理論との相互関係を研究することを目的とした。
具体的には(1)「土木技術と材料強度理論との相互関係」(2)「蒸気機関と熱理論との相互関係」という2つの主題を中心に、それらを総合して、(3)「18-19世紀の指導的技術者が使った工学理論の水準および具体的な設計との相互関係」について研究した。
研究の進展につれ、橋梁技術展開のメカニズムを知るためには、理論の影響だけでは不十分であり、橋梁技術をその形式から分類し、それらの特徴とその歴史を明らかにする必要があると認識した。1850年に建造された英国のブリタニア橋を技術史研究上に位置づけることを試みた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

イギリス産業革命期において、道路・橋梁建設などの土木技術と蒸気機関を含む機械技術の発展は、綿工業・製鉄業などとともに当時のイギリスの科学・技術の展開を象徴するものの一つである。我が国では科学の技術への適用についての体系的技術史研究はそれほど進んでいない。一方で、国外では技術と科学の相関関係に関する研究が蒸気機関と熱力学成立前の熱理論に関して研究されている。本研究では蒸気機関のような機械技術だけでなく土木技術についても実際の設計・施工と理論との関係から技術発達メカニズムを解明するもので、これは学術的意義がある。本研究では、さらに踏み込んで橋梁形式の歴史的展開と最大スパンとの関係を研究した。

報告書

(5件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2019 2016

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] ブリタニア橋の再評価――橋梁技術の史的展開メカニズムの解明へ向けてブリタニア橋の再評価――橋梁技術の史的展開メカニズムの解明へ向けて2019

    • 著者名/発表者名
      小林 学
    • 学会等名
      日本科学史学会第66回年会一般公演
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] ジェームズ・ワット再考――ワット没後200年、ワットの分離凝縮器を含む蒸気機関改良に関する1769年の特許250年によせて2019

    • 著者名/発表者名
      小林 学
    • 学会等名
      日本科学史学会技術史分科会(共催:科学論技術論研究会)
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] リチャード・トレビシックの新発見手稿の出版と彼の再評価にむけて2016

    • 著者名/発表者名
      小林 学
    • 学会等名
      日本科学史学会創立75周年記念 第63回年会一般講演
    • 発表場所
      工学院大学新宿キャンパス(東京都新宿区)
    • 年月日
      2016-05-29
    • 関連する報告書
      2015 実施状況報告書

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2020-03-30  

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