研究課題/領域番号 |
15K16292
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
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研究機関 | 北陸先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
佐々木 康朗 北陸先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 講師 (70743772)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 意思決定 / ゲーム理論 / システム / 知識マネジメント |
研究成果の概要 |
本研究は、既存のゲーム理論的枠組みの拡張により、意思決定と認識の相互フィードバックを考慮した多主体意思決定システムモデルの構築を目指すものである。主要な成果として、気付きの非対称性を含むゲームにおいて従来提唱されている均衡概念である一般化ナッシュ均衡は、長期的な安定状態としては一般には解釈できないことを指摘し、これを克服した均衡概念として、認知的安定性を満たす一般化ナッシュ均衡を新たに提唱し、その数理的性質を分析した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来のゲーム理論のモデルは、意思決定主体のゲーム構造に関する認識の多様性を考慮しないか、考慮したとしても所与の認識のもと各主体がどのように振る舞うかを分析するにとどまっていた。本研究の成果により、意思決定と認識の相互フィードバックを考慮した際の社会的な安定状態を議論することが可能となる。このことによって、より現実的な多くの相互意思決定の状況を記述、分析できるようになった。
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