研究課題
若手研究(B)
血行力学的負荷に対して心臓がどのように応答するのか、独自に開発した生体イメージング手法により解析を行った。特に、力学的負荷により活性化される機械刺激感受性チャネルに着目し、イオンチャネル欠損マウスや生体心機能解析技術、単一心筋細胞の微小操作技術などの生理学的実験手法を組み合わせて解析を行った。その結果、チャネル欠損マウスの心臓では、急激な血行力学的負荷の上昇に対して通常見られる心機能調節機構の一部が欠如していた。心臓イメージング技術により、力学的負荷に対する心筋組織の変形・カルシウム応答の解析を現在進めている。機械刺激感受性チャネルをターゲットにした心不全治療薬など、治療開発に繋げて行く。
すべて 2016 2015
すべて 学会発表 (16件) (うち国際学会 5件)