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完全ヒト抗体の簡便な単離と作製法の検討

研究課題

研究課題/領域番号 15K16328
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 生体医工学・生体材料学
研究機関国立感染症研究所

研究代表者

相内 章  国立感染症研究所, 感染病理部, 主任研究官 (10572133)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワードヒト抗体 / B細胞 / 抗体
研究成果の概要

感染症に対する抗体医薬としての完全ヒト抗体作製法の確立を目指し、「B細胞を一過性に増殖させるための培養条件」並びに「抗原特異的な膜型抗体を有するB細胞の選択法」に関する検討を行った。ODN2006、BAFF、IL-15、CD40リガンドならびにIL-6の5種類を混合した刺激下で培養することで、効率よく一過性にB細胞を増殖させることが可能であることを明らかにした。その一方で、パニング法による抗原特異的な抗体を有するB細胞の選択を試みたが、非特異な結合性を示す抗体を有するB細胞を排除できないことが課題として残された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

感染症の治療あるいは予防に応用可能な抗体医薬の開発は遅れている。現在主に利用されている抗体医薬はIgG抗体に限定されているが、IgA抗体による抗体医薬が開発できれば、粘膜経由で感染するウイルスや細菌に対して有益な治療・予防の手段になり得ると期待できる。有用なヒト抗体の選択法に関してはいくつかの手法が考案されているが、それぞれ利点・欠点がある。より簡便かつ効率のより有用なヒト抗体の選択法が確立できれば、抗体医薬開発に大きく貢献できると思われる。

報告書

(5件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2020-03-30  

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