研究課題/領域番号 |
15K16360
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 茨城県立医療大学 |
研究代表者 |
山本 哲 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 助教 (00735334)
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研究協力者 |
石井 大典 茨城県立医療大学, 医科学センター, 助教
石橋 清成 茨城県立医療大学大学院, 保健医療科学研究科, 院生
河野 豊 茨城県立医療大学, 医科学センター, 教授
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 連合性ペア刺激 / 脳卒中片麻痺 / 半球間抑制 / 経頭蓋磁気刺激 / 安静時fMRI / 運動麻痺 |
研究成果の概要 |
連合性ペア刺激(PAS25)は,末梢神経電気刺激に引き続くM1への経頭蓋磁気刺激を組み合わせた刺激系列である。PAS25が、刺激反対側のM1に及ぼす影響について着目した研究は少ない。[研究Ⅰ]PAS25を健常成人11名に行った結果,磁気刺激反対側半球から刺激側半球への半球間抑制の有意な減少がみられた。[研究Ⅱ]PAS25を健常成人17名に行った結果,刺激側半球である左M1から右M1および、右M1から左M1への機能的結合性の有意な変化が認められた。 本研究で用いた新たな評価法は,PAS25による影響を安定して計測可能であり,ばらつきの大きい単発MEPより優れた評価方法であると考えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によって提案されたPAS25の評価方法は,今後のPAS25の臨床応用に有用な知見となると考えられる。
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