研究課題/領域番号 |
15K16418
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
身体教育学
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研究機関 | 電気通信大学 |
研究代表者 |
小幡 哲史 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 協力研究員 (40631099)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 運動制御 / 聴覚フィードバック / バイオリン / 熟練度 / 押弦位置 / 聴覚-運動モデル / 初心者 / 聴覚-運動制御 / バイオリニスト / 身体化 |
研究成果の概要 |
バイオリンの指板を押さえる位置について熟達者と未熟達者を対象に実験を実施したところ、熟練者は未熟者に比べ、聴覚情報がない状態でもより正確にターゲットとなる音の高さに押弦できること、先行して押弦する音がある場合、その位置を手がかりとしている可能性が示唆された。本結果は、本研究の目的である聴覚ー運動モデルの解明について、長年の演奏経験がより強固なモデル獲得につながっていることを示していると考えられる。 また、ターゲットとなる音の直前の音が押弦の正確性に影響していることから、バイオリニストは直前の音を頼りに常に押弦位置の更新を行っていることも示唆された。
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