研究課題/領域番号 |
15K16422
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
身体教育学
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研究機関 | 四條畷学園大学 |
研究代表者 |
松木 明好 四條畷学園大学, リハビリテーション学部, 教授 (20624026)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 小脳 / 脊髄反射 / H反射 / 経頭蓋磁気刺激 / 経頭蓋直流電気刺激 / 脊髄小脳変性症 / 小脳遠心路 |
研究成果の概要 |
小脳への経頭蓋磁気刺激直後、下肢筋の運動を調節する脊髄反射が大きく促通される。小脳と対側運動野の機能的連結に障害のある脊髄小脳変性症症例においてもこの促通現象が確認された。また対側小脳半球刺激でも本促通現象が確認された。これらより、この促通現象の起源は小脳皮質刺激ではなく、脊髄運動神経と両側性に機能的連結を持つ小脳深部核刺激、もしくは脳幹部刺激が起源である可能性を示唆する。他方、この反射促通量は、下肢の運動練習後に変調すること、また小脳への非侵襲的脳刺激法適用後に変調することが分かった。このことは、この促通現象は下肢運動関連領域の神経可塑性を反映して変調する可能性を示唆する。
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