研究課題/領域番号 |
15K16432
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
身体教育学
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研究機関 | 仙台大学 |
研究代表者 |
柴山 一仁 仙台大学, 体育学部, 講師 (50634060)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 技術評価 / 踏切脚の接地様式 / 踏切動作 / 地面反力 / 体育授業 / スポーツバイオメカニクス / 動作分析 |
研究成果の概要 |
本研究では,ハードル走技能向上のための技術的要因を3次元的に明らかにするために,熟練者群(S群)と未熟練者群(N群)を対象にハードル走動作の分析を行った. その結果,S群はより大きな疾走速度を獲得し,リード脚の素早い振り上げ,振り下ろし動作により短時間でハードリング動作を行っていた.また,踏切局面において,S群はより減速が小さく,加速が大きかった.N群の減速が大きい要因として,踏切脚を踵から接地し,膝の屈曲伸展が大きかったことにより,減速局面の時間が増加したことが挙げられた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で示したハードル走における技術評価のポイントを体育授業などで評価指標として使用することにより,これまで主観的に評価されてきたハードル走技能に関して,科学的根拠に基づいた客観的な評価の一助となると考えられる.特に,これまでは抜き足の動作については,3次元的な動作を行っているため明確な評価の基準が示されていなかったが,本研究ではそのような点も明らかにすることができた.
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