研究課題/領域番号 |
15K16439
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
近藤 雄一郎 北海道大学, 教育学研究院, 専門研究員 (60646579)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | アルペンスキー / レース分析 / タイム分析 / 技術的特徴 / 滑走ライン / アルペンスキー競技 / 回転競技 / 競技力向上 |
研究成果の概要 |
本研究は、アルペンスキー競技のタイム分析を実施し、トップレベルの選手のレースパターン及び技術的特徴を明らかにすることを目的とした。レース分析の結果、日本人トップレベル選手の特徴として、急斜面区間の滑走タイムが早く、旗門通過後に素早くターンを終了させる滑走ラインで滑走していることが明らかとなった。また、技術的特徴として、脚部をターン内側に深く傾けながら、外向傾姿勢を形成し、外脚を主体とした荷重動作を行っていることが明らかになった。一方で、日本人選手と海外トップ選手を比較した結果から、日本人選手の課題として斜面変化及びウェーブ(コース上の起伏)の対応が挙げられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果として、アルペンスキーにおけるトップレベルの選手を対象とした科学的なレース分析は十分に行われてはおらず、大きなタイム差が生じる斜面区間や、トップレベル選手の技術的特徴及び滑走ラインの特徴を客観的なデータに基づいて科学的な知見を示したことは学術的意義として位置づけられる。また、本研究の成果をアルペンスキー選手やその指導者にフィードバックし、研究成果を指導現場に反映することで日本人選手の競技者育成及び競技力向上に活かすことができることが社会的意義として位置づけられる。
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