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目標が共有されていく過程についての研究―少年サッカーチームを題材として

研究課題

研究課題/領域番号 15K16457
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 スポーツ科学
研究機関医療創生大学

研究代表者

名取 洋典  医療創生大学, 教養学部, 准教授 (80708991)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワード継続的調査 / 自由記述 / 目標 / 動機づけ / 少年サッカー / 継時的調査 / 目標の共有 / 学習意欲 / 小学生 / 観察 / 教育系心理学
研究成果の概要

少年サッカーを題材として、チームの目標が成員たちに共有される過程について、サッカーへの動機づけとの関連から明らかにすることを目的として、継続的な質問紙調査を行った。その結果、二つのことが明らかとなった。(1)動機づけの違いは、チーム内での違いよりも、チーム間での違いが大きいこと(2)チームごとに目標は異なるが、共通してみられる変化と、チーム特有の変化があることである。
目前の大会について好成績を残すという以外の目標を共有することの難しさが示された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

少年サッカー等、少年スポーツに取り組む子供たちが、実際にどのように目標を捉えているの明らかにしたことに意義がある。
複数回の調査ゆえに、参加人数が減少したり、記述量が減ったという問題点も明らかになった。
また、チーム内の立場の違いによって、個人の動機づけが異なる可能性を示したことは、指導者が、子供たちの立場の違いを固定化してしまうことへの配慮が必要なことを示す結果であり、今後、様々な指導場面での指導者のあり方について示唆を与える結果であった。

報告書

(6件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書
  • 研究成果

    (11件)

すべて 2020 2019 2017 2016 2015

すべて 学会発表 (11件)

  • [学会発表] 認識しているチームの目標と学習意欲の関連―少年サッカーを題材として2020

    • 著者名/発表者名
      名取洋典
    • 学会等名
      日本発達心理学会第31回大会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] チーム内での立場と学習意欲(2)―複数の少年サッカーチームにおける比較検討2020

    • 著者名/発表者名
      名取洋典
    • 学会等名
      日本教育心理学会第62回総会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] 少年サッカー競技者が記述するチームの目標の変化(2)―複数のチームの比較検討2020

    • 著者名/発表者名
      名取洋典
    • 学会等名
      日本心理学会第84回大会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] チーム内での立場と学習意欲―少年サッカーチームにおける検討2019

    • 著者名/発表者名
      名取洋典
    • 学会等名
      日本教育心理学会第61回総会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] 少年サッカー競技者が記述するチームの目標の変化2019

    • 著者名/発表者名
      名取洋典
    • 学会等名
      日本心理学会第83回大会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] 友人関係への動機づけと大学在籍意思の変化―大学初年次教育での調査から―2017

    • 著者名/発表者名
      名取洋典
    • 学会等名
      日本心理学会第81回大会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 友人関係への動機づけの違いとグループ活動への動機づけの変化―大学初年次教育における検討―2017

    • 著者名/発表者名
      名取洋典
    • 学会等名
      日本教育心理学会第59回総会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 大学初年次の社会的動機づけの変化―友人関係とグループ活動に注目して―2016

    • 著者名/発表者名
      名取洋典
    • 学会等名
      日本教育心理学会第58回総会
    • 発表場所
      サンポートホール高松
    • 年月日
      2016-10-08
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [学会発表] 友人に対するコーチの言語的フィードバックの意図を少年サッカー選手はどのように捉えるのか?2016

    • 著者名/発表者名
      名取洋典
    • 学会等名
      第31回国際心理学会議/日本心理学会第80回大会
    • 発表場所
      横浜国際会議場
    • 年月日
      2016-07-26
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [学会発表] 少年サッカー競技者の「やる気」の評定―評定理由の自由記述の分析2016

    • 著者名/発表者名
      名取洋典
    • 学会等名
      日本発達心理学会第27回大会
    • 発表場所
      北海道大学
    • 年月日
      2016-05-01
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [学会発表] 少年サッカー競技者の「やる気」の評定―教員免許状更新講習受講者による評定―2015

    • 著者名/発表者名
      名取洋典
    • 学会等名
      日本教育心理学会第57回総会
    • 発表場所
      朱鷺メッセ(新潟コンベンションセンター)
    • 年月日
      2015-08-27
    • 関連する報告書
      2015 実施状況報告書

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2022-11-04  

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