研究課題/領域番号 |
15K16523
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
杉原 匡美 順天堂大学, 医学部, 助教 (80648163)
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研究協力者 |
柿木 亮
村山 尚
呉林 なごみ
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 運動療法 / 拡張型心筋症 / 心不全 / 心室性不整脈 / 不整脈 |
研究成果の概要 |
拡張型心筋症(DCM)は、慢性心不全(CHF)の原因疾患の一つであり、左心室の拡大と収縮能低下を特徴とする心筋症である。運動療法はCHFでの治療のひとつだが、DCMではCHFの重症化や致死性不整脈が多く、運動療法の効果が明らかでない。ヒト家族性DCMに似た特徴をもつモデルマウス(以下DCMマウス)を用い、若年より頻回(毎日~2日毎)の自発的運動を行ったところ、明らかな寿命延長効果が認められた。更に毎日自発運動を行った群と2日毎に行った群では、より頻繁な自発運動において心機能保護効果があり、イオンチャネルのリモデリングの進行も抑制される傾向があることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究代表者は、循環器内科医としての診療の中でDCMでも適切な運動の効果が推測された症例を経験している。しかし、易不整脈性のため運動プロトコルが決めにくい、進行してから受診する例が多く運動療法を試みる機会を逸しやすい、環境や遺伝的要因、薬物介入によるバラつきが大きい、という点でヒトでの評価が難しい状況が続いている。 本研究では、遺伝的背景の均一なモデル動物を解析できるので効果を定量的に検討できる。また、近年発達している遺伝子診断と合わせ、病態進行に合わせた運動療法のプロトコルの確立に寄与することが期待できる。
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