研究課題/領域番号 |
15K16566
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
基盤・社会脳科学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
西村 方孝 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 助教 (80613398)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | リズム / コミュニケーション / 双方向性 / 時間 / 精度 / タイミング / 意図 / 慢性実験 / 自由行動下 / 人工感覚 / 高周波選択的難聴 / 音声コミュニケーション |
研究成果の概要 |
我々が音声で意思の伝達を行うためには、適切なタイミングで適切な音節を発しなくてはならない。本研究は、高い精度で適切なタイミングを作り出す動物モデルを確立し、その脳内機構を解明するための基礎の構築を目指した。具体的な成果としては、モルモットに最大で3つのキューを区別させ、各キューに対して異なるタイミングで応答させることができた。また、モルモットの音声コミュニケーションに匹敵する、タイミング誤差±5%で0.3秒程度のタイミングで応答させることができた。これらの成果から、適切なタイミングで適切な動作を行う実験可能なモデルが確立でき、脳が作り出す時間の研究を進める上での基礎を構築できたと言える。
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