研究課題/領域番号 |
15K16628
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
思想史
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
金山 準 北海道大学, メディア・コミュニケーション研究院, 准教授 (30537072)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | フランス / 社会的なもの / 宗教的なもの / 連帯 / 社会学 / 社会主義 / プルードン / 人類教 / 理性 / 主権 / ライシテ / ユートピア / 宗教 |
研究成果の概要 |
本研究は、宗教にまで高められた理念としての「人類」思想を主軸として、19世紀中葉のフランス社会思想の読み直しを図ることを目的とした。主対象はA.コント、P.ルルー、P.-J.プルードンの三者である。プルードンが人類思想の批判を通じて思想を発展させていく一方で、人類教を積極的に論じた論者も一枚岩ではなく、コントが過去の死者への崇拝を通じて社会の安定を図る一方、ルルーにとって人類とは領有しえない「無限」との邂逅の場であった。
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