研究課題/領域番号 |
15K16649
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
美術史
|
研究機関 | 龍谷大学 |
研究代表者 |
大島 幸代 龍谷大学, 公私立大学の部局等, 研究員 (60585694)
|
研究協力者 |
冉 万里 西北大学, 文化遺産学院, 教授
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 仏教美術 / 仏教図像学 / 南北朝時代 / 天部 / 高僧 / 羅漢 / 伝法 / 護法神 / 迦毘羅神 / 中国 / 護法 / 石窟 |
研究成果の概要 |
本研究は、中国南北朝時代に仏教の護法神がいかなる信仰を受け、その中で護法神の図像や造形化の行為がどのように変遷してきたかを史的に跡付けることを目指すものである。僧伝史料や現存作例などの分析を通して、護法神の造像の端緒に、インドや西域と中国との間を往還した高僧が介在し、その護衛の説話が造像の起源を伝えることを明らかにした。さらに、そうした生成の説話と具体的な作例が残る迦毘羅神像をとりあげ、その信仰史を復元的に考察した。
|