研究課題/領域番号 |
15K16654
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
美術史
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研究機関 | 独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館 |
研究代表者 |
瀬谷 愛 独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館, 学芸研究部, 主任研究員 (50555133)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 社寺縁起絵 / 高僧伝絵 / 一遍聖絵 / 中世律宗 / 一遍 / 忍性 / 霊雲寺 / 浄厳 / 徳川綱吉 / 若一王子 / 徳川家光 / 縁起絵 / 聖徳太子 / 東征伝絵巻 / 律宗 / 聖地 / 木挽町 / 模本 |
研究成果の概要 |
本研究は、鎌倉時代に盛んに制作された仏教説話画である社寺縁起絵と高僧伝絵を対象とし、これらにどのような人々が制作者、斡旋者として関わったかを明らかにすることを目的とした。 社寺縁起絵と高僧伝絵の結節点となる重要作品として、国宝「一遍聖絵」について重点的に調査研究を進めたところ、中世律宗が仏教諸宗派と中世絵画の制作現場をつなぐ重要な役割を果たしていた可能性を引き出すことができた。この知見は他の同時代作品研究に応用できることもわかり、今後もさまざまな新解釈への発展が期待できる。また、社寺縁起絵・高僧伝絵制作が再興した近世前期にも共通する社会構造を見出すことができた。
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