研究課題/領域番号 |
15K16678
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
日本文学
|
研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
西田 一豊 千葉大学, 大学院人文科学研究院, 特任研究員 (00571621)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | 福永武彦 / 日本近代文学 / 昭和史 / メディア研究 / 出版史 / 戦後文学 / メディア環境 / 現代文学 / 文化史 / 雑誌 / メディア |
研究成果の概要 |
本研究事業では福永武彦を文化史中で捉え直す作業を行った。結果として、福永武彦と戦後の雑誌を中心とするメディア史、または文化史との関連として以下のことが判明した。福永武彦は1956年に加田伶太郎として探偵小説を発表するが、そこには当時の探偵小ブームを背景とし、新たな週刊雑誌の創刊など活字メディアの隆盛の中で、新しい書き手として要望されたものであった。また小説の精読を通じて、福永武彦のロマン主義的要素を解明し、論文にまとめた。さらに未発表の資料調査や書簡の調査を通じて、小説が作り上げられる過程が明らかとなった。
|