研究課題/領域番号 |
15K16684
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
竹島 一希 熊本大学, 大学院人文社会科学研究部(文), 准教授 (10733991)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 古今伝授 / 神道 / 東常縁 / 宗祇 / 吉田神道 / 両部神道 / 清浄偈 |
研究成果の概要 |
東常縁筆『大中臣祓』(神宮文庫蔵)は両部神道の秘伝書である。常縁が讃岐国賢円から本書を伝受したのは、常縁が和歌の師である堯孝から古今伝受をしているのとちょうど同時期である。すなわち、常縁は、伝受中の古今伝授を補うものとして、両部神道に関する知識を増やそうと努めていた。さらに、『大中臣祓』中の清浄偈は、切紙の形に改められ、常縁の手によって古今伝授の中に組み込まれていた。ここで両部神道色の強まった古今伝授は、次の世代の「当流切紙」においては吉田神道によって塗り替えられていた。
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