研究課題/領域番号 |
15K16716
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ヨーロッパ文学
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研究機関 | 早稲田大学 (2018) 大東文化大学 (2015-2017) |
研究代表者 |
中村 隆之 早稲田大学, 法学学術院, 准教授 (20510085)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | フランス語圏文学 / カリブ海 / アメリカス(複数のアメリカ) / エドゥアール・グリッサン / カリブ海文化 / アフリカ文化 / フランス海外県 / カリブ海地域 / 脱植民地化 / 文学と政治 / エメ・セゼール |
研究成果の概要 |
この研究は、20世紀のカリブ海のフランス領マルティニックとグアドループで、どのような文芸誌がこれまでに出版されてきたのかを調査し、なかでも、どの文芸誌が重要であったのかを研究することを目的とした。本研究期間、マルティニック島への現地調査、フランスにおける資料収集を実施した。主な研究成果としては、1970年代の雑誌『アコマ』をめぐる日本語の論文、同雑誌について国際学会で発表をおこなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的な貢献として、文芸誌の調査と分析をとおして、フランス語圏のカリブ海文学は、フランス語やフランス本土との関係だけでなく、英語圏やスペイン語圏の近隣の諸国との関係において成立していることを提示することができた。その具体的な成果は『アコマ』研究の日本語論文(オープンアクセス)であり、フランス語でも学術論文として成果公表する予定である。この間、関連する仕事として単著『エドゥアール・グリッサン』、グリッサン『痕跡』の日本語訳を出版することで社会的な貢献をおこなった。
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