研究課題/領域番号 |
15K16740
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
吉村 大樹 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 研究員 (80522771)
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研究協力者 |
テキメン アイシェヌール アンカラ大学, 教授
アイドゥン オズベッキ チャナッカレ・オンセキズマルト大学, 准教授
イブラヒモフ ヤシャール アゼルバイジャン言語大学, 講師
日高 晋介 東京外国語大学, 大学院
奥 真裕 東京外国語大学, 大学院
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | テュルク諸語 / アゼルバイジャン語 / 統語論 / 形態論 / 疑問文 / 対照言語学 / トルコ語 / 接語 / 対照研究 / トルコ系諸言語 |
研究成果の概要 |
本研究課題は、アゼルバイジャン語で諾否疑問文のマーカーと説明されてきた疑問接語が口語で省略されやすいとされる現象について、生起する場合文中のどの位置に生起することができるか、またいつ省略されるかという問題に解答を提示することを目的とした。疑問接語の生起位置については同じくテュルク諸語南西語群に属するトルコ語と比較するとほぼ同じ分布を示していることが明らかになった。また生起条件については質問への解答や勧誘など、聞き手への働きかけを意味的に表示する必要があるときに、生起する傾向が強いことがわかった。このことから、アゼルバイジャン語の疑問接語が、質問以外の別の機能を有する可能性を明らかにした。
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