研究課題/領域番号 |
15K16754
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 広島経済大学 |
研究代表者 |
重野 裕美 広島経済大学, 教養教育部, 准教授 (70621605)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 記述言語学 / 琉球諸語 / 奄美方言 / 敬語 / 危機言語 / 文法記述 / 奄美大島方言 / 請島方言 / 与路島方言 / 言語学 / 琉球諸語研究 |
研究成果の概要 |
与路島・請島を中心とした奄美大島方言内(奄美大島の奄美市佐仁集落・龍郷町浦集落・大和村今里集落、加計呂麻島の瀬戸内町芝集落、請島の瀬戸内町池地集落・請阿室集落、与路島の瀬戸内町与路集落)の7つの集落の方言を対象に、自然談話、童謡の方言訳などの一次資料の収録と、基礎語彙調査を基にした音声・音韻、格助詞、動詞の活用、敬語等における方言差を明らかにするための質問調査を行った。特に、格助詞と尊敬動詞の意志勧誘形の特徴について詳細に記述した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、奄美大島諸方言の談話資料を収集した点、また、その方言差について明らかにした点で今後の奄美大島諸方言の研究を促進するものとなる。特に、目的格や敬語の実際の運用についての研究においては、管見の限り他の日琉の諸地域変種に見られない特徴が明らかとなっている。この点で本研究は一般言語学的な研究に資するものといえる。
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