研究課題/領域番号 |
15K16778
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
英語学
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研究機関 | 椙山女学園大学 |
研究代表者 |
池 沙弥 椙山女学園大学, 国際コミュニケーション学部, 准教授 (10738214)
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研究協力者 |
Jean Mulder University of Melbourne, School of languages and linguistics, Senior lecturer
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | backchannel sequence / rapport / stance alignment / turn-taking / ELF / turn negotiation / backchannel / collaborative strategy / backchannel cue |
研究成果の概要 |
オーストラリア人と日本人の話す英語におけるあいづちのマルチモダル分析から、日本人間ではあいづちが会話中のラポール構築に大きく関わっていることが明らかになった。特に、backchannel sequenceにおいては、話者と聞き手があいづちの応酬を通してあいづちの認知、ラポール構築、そして次ターンの交渉を行っていると考えられる。一方オーストラリア英語話者間におけるあいづちは、スタンステイキングの一部としての役割が大きく、ラポール構築の機能は重要視されていない。異文化間コミュニケーションにおいては、互いが注意深く相手を観察し、自分のあいづちレパートリーの中で交渉・譲歩しあっていることが確認された。
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