研究課題/領域番号 |
15K16837
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 高野山大学 |
研究代表者 |
坂口 太郎 高野山大学, 文学部, 助教 (50724142)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 『愚管抄』 / 慈円 / 史籍 / 校訂 / 古筆切 / 延暦寺 / 青蓮院吉水蔵聖教 / 『本尊釈問答』 / 青蓮院門跡吉水蔵聖教 / 青蓮院 |
研究成果の概要 |
『愚管抄』の原態を復原するため、複数の写本類について、文献学的な調査を行なった。その過程で、文明本・東山御文庫本などが重要な写本であることに気付き、従来の校訂本の誤りを数多く訂正することができた。また、これまで注目されていなかった古筆切が、『愚管抄』の校訂に有益であることが判明した。さらに、慈円の著わした『本尊釈問答』などを発見し、『愚管抄』の成立過程を解明する上での重要なヒントを得ることができた。
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