研究課題/領域番号 |
15K16865
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ヨーロッパ史・アメリカ史
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
薩摩 真介 広島大学, 総合科学研究科, 准教授 (70711125)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | イギリス / 帝国 / アメリカ植民地 / 貿易 / 議会 / 海軍 / スペイン / 海洋紛争 / 18世紀 / 植民地 |
研究成果の概要 |
本研究は「海上の軍事力は様々な利益をもたらしうる」という近世イギリスにみられた海戦支持の言説が、18世紀中葉のスペインやフランス、特に前者との海洋紛争の発生にいかなる影響を及ぼしたかを分析するものである。研究期間中には二次文献の渉猟、デジタル史料集の活用による新聞やパンフレット類の収集や分析に加え、イギリスの文書館での手稿史料の収集を行った。その結果、現段階では1730年代後半のスペインとの戦争をめぐるメディア等での議論において何が論点であり海軍力の行使の是非がどのように論じられていたかを明らかにすることができた。収集した手稿史料は今後さらに分析を進め、その成果を順次論文化していく予定である。
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