研究課題/領域番号 |
15K16868
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
久保田 慎二 金沢大学, 国際文化資源学研究センター, 特任助教 (00609901)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 下七垣文化 / 二里頭文化 / 夏王朝 / 殷王朝 / 社会構造 / 先商文化 / 社会階層 / 鬲 |
研究成果の概要 |
本研究では、先商文化とされる下七垣文化の社会構造を明らかにし、殷文化がいかなる社会構造を背景に夏王朝とされる二里頭文化と交替したのか解明する。下七垣文化に属する劉荘遺跡を分析した結果、副葬土器点数・葬具・構造は墓の規模と相関し、集団内に階層差が存在したことを指摘した。ただし突出した地位の不在や階層表示システムの未整備より、階層化社会の萌芽段階と捉えた。その後、酒器による階層表示など、二里頭文化の影響を受容しながら殷文化の葬制が形成されていく。
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