研究課題/領域番号 |
15K16906
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 国立民族学博物館 |
研究代表者 |
中村 真里絵 国立民族学博物館, 学術資源研究開発センター, 外来研究員 (20647424)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 世界遺産 / 遺物 / 遺跡 / ライフヒストリー / タイ国 / バンチェン遺跡 / 文化遺産 / 生活史 / タイ / 文化人類学 |
研究成果の概要 |
本研究は、文化遺産と地域住民の関係について、タイ国ウドンタニー県の世界遺産バンチェン遺跡を事例に分析した。特に1960年代のバンチェン遺跡発見以降、地域住民らが遺物や遺跡をめぐる世界的動向に巻き込まれてきた様相を、インタビュー調査によって明らかにした。これまで、バンチェンの祭りやイベントにおいて、村の歴史は積極的に共有されてきた一方で、盗掘や遺物販売などネガティブなイメージを含む村人の経験は共有されずにきた。現地調査のデータによって、むしろこの後者のこれまで共有されてこなかった個人の歴史を通じ、村人が遺物や遺跡との紐帯を強めてきたことがわかった。
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