研究課題/領域番号 |
15K16907
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 滋賀県立琵琶湖博物館 |
研究代表者 |
渡部 圭一 滋賀県立琵琶湖博物館, その他部局等, 学芸技師 (80454081)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 差定状 / 頭役祭祀 / 宮座文書 / 中近世移行期 / 文書管理 / 文書儀礼 / オビシャ文書 / 宮座 |
研究成果の概要 |
この研究では滋賀県および周辺地域の伝統的な祭祀組織である宮座で管理されてきた文書のフィールドワークを行い、とくに「差定状」とよばれる古いタイプの文書が、さまざまな宗教儀礼をともないながら、宮座組織のなかで長期的に管理されてきたことを見出した。これにより、これまでの研究では中世後期には衰退・消滅すると考えられていた古典的な頭役祭祀が、中近世移行期の村社会でも存続することが明らかになった。
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