研究課題/領域番号 |
15K16971
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
新領域法学
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研究機関 | 獨協医科大学 |
研究代表者 |
上杉 奈々 獨協医科大学, 医学部, 講師 (00739154)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 医事法 / 医学教育 / 患者の権利 / 医事法教育 / 患者の人権 / 薬害教育 |
研究成果の概要 |
医学教育における医事関連法学に対する医学生の認識の調査,および医学教育における医事関連法学の在り方に関する文献的考察を行った。 医学生は医事関連法学の必要性やキャリア形成に役に立つかどうかについての認識がやや高かったが,その学修時期については臨床医学を学んだり,臨床実習の経験と結びつきやすい高学年での教育を求めていることが明らかになった。また,「患者の権利」をいかに考え擁護していくかについては,それが大切であると考える一方で,難しいとする印象を抱いており,知識から実学への変換のための教育の必要性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
医師としてのプロフェッショナリズムの養成に関して,医事関連法学の具体的な寄与の在り方を検討することにより,社会規範を遵守し,実臨床においてどのように考え行動することが「患者の権利」を擁護することに繋がるのか,自ら考え行動することのできる医師を育成することに貢献するとともに,「患者中心の医療」を実現することができる医療環境を醸成する一助となる。
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