研究課題/領域番号 |
15K16984
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
政治学
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研究機関 | 杏林大学 |
研究代表者 |
松井 孝太 杏林大学, 総合政策学部, 講師 (70733773)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | アメリカ政治 / 比較政治 / 政党 / 利益団体 / 労働組合 / 州政治 / 公共部門 |
研究成果の概要 |
本研究では、米国の州政府・地方政府労働者の労働組合組織化の態様に顕著な地域的差異が見られることを示し、それが各州法によって規律される団体交渉権等の制度によって生み出されていることを明らかにした。さらに、そのような制度の変更をもたらす重要な要因が、州政府(州知事・州議会)の党派的構成の変動や合衆国最高裁判所による法解釈の変更であることを、定量的・定性的手法を用いた分析によって明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は、州政府という連邦政府とは異なるレベルで生じる制度変化が、米国の政党や利益団体などの政治的組織の態様を説明する上で重要な変数であることを示した点及び従来の研究とは異なる定量的分析手法を用いた点で、米国政治研究に新たな知見を加えるものである。また、日本と政治・経済・文化的に緊密な関係を有する米国の現代政治に対する理解を深めるという点で、広く社会的意義を有するものである。
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