研究課題/領域番号 |
15K17017
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
理論経済学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
岸本 信 千葉大学, 大学院社会科学研究院, 准教授 (00610560)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | ミクロ経済学 / 協力ゲーム理論 / 技術移転 / ライセンス契約 / 交渉 / 寡占市場 / 製品差別化 / 2部料金 |
研究成果の概要 |
本研究では、新技術のライセンス契約が、技術所有者と寡占市場における企業(潜在的なライセンシー)との間で交渉を通じて締結される状況を理論的に分析した。まず、2部料金(一括払い料金と従量料金の組合せ)による技術移転交渉の一般的なモデルを構築し、交渉の結果として実現する安定的なライセンス契約の特徴を明らかにした。次に、複占市場において、技術所有者とライセンシーとの相対的な交渉力の大きさが、ライセンス契約後の社会厚生に与える影響について考察した。
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