研究課題/領域番号 |
15K17029
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
理論経済学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
山根 承子 近畿大学, 経済学部, 准教授 (40633798)
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研究協力者 |
林 良平
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 行動経済学 / 外部性 |
研究成果の概要 |
本研究課題では、チーム全体の生産性を高めるにはどのようにすればよいかを、個人が他者から受ける影響(ピア効果)から明らかにすることを目的としていた。新しくスイミングチームに加わった人の属性によって、そのチームに元々いた選手の成長がどのように変化するのかを明らかにした。優れた選手が来た場合と、平均以下の選手が来た場合で、受けるピア効果が異なっていることがわかった。新しい選手がチームに加わることで、元々いた選手のパフォーマンスが向上していた。特に、新しく来た人が優れていると、この効果がより大きくなることがわかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ピア効果についてはまだ明らかになっていない部分が多く、影響の大きさや方向、相手の属性や相手との関係性などについてなど、効果の詳細がはっきりしていない。特に、ピア効果を実証可能なデータの制約上、長期的な影響はほとんど研究されていないといえる。本研究課題では競泳データを用いることで、同一個人のパフォーマンスを最大7年間追跡することが可能であった。
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