研究課題/領域番号 |
15K17030
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
理論経済学
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研究機関 | 立命館大学 (2018) 帝塚山大学 (2015-2017) |
研究代表者 |
川岸 岳人 立命館大学, 経済学部, 准教授 (00708977)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 医療技術投資 / 経済成長率 / 寿命 / 医療技術 / 医療技術進歩 / 経済成長 / 医療 / 技術進歩 |
研究成果の概要 |
本研究では、医療技術進歩の影響を考慮した内生的寿命を動学マクロモデルに組み込み、基本モデルの構築、さらにはその拡張を図る。基本モデルに関しては、動学方程式は効率労働当たり資本ストックのみで表され、定常状態の一意性・安定性が確認される。さらに基本モデルに賦課方式の年金を導入した拡張モデルにおいては、所得税率や公的医療技術投資への財源の配分が資本蓄積や経済成長に対してどう影響するのかが明らかにされる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在、医療技術は日々進歩しており、その経済への影響については理論的分析を可能にする枠組みを整えていく必要がある。本研究において構築した基本モデルは、こうした理論分析を行う上での基礎を与えるものである。また基本モデルの拡張により、公的医療技術投資への財源の配分が経済に与える影響等についても分析を行い、これまで理論的なアプローチがなされていなかった部分についても議論を行っている。こうした点が本研究の貢献として挙げられる。
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