研究課題/領域番号 |
15K17039
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経済統計
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研究機関 | 早稲田大学 (2015, 2018-2019) 東京理科大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
星野 匡郎 早稲田大学, 政治経済学術院, 准教授 (80726430)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 社会的相互作用 / トリートメント効果 / 戦略的相互依存 / 空間的自己相関 / セミパラメトリックモデル / 回帰分析 / 空間的内生性 / 統計学 / 計量経済学 / 因果推論 |
研究成果の概要 |
自身のトリートメントの選択が他者のトリートメントの選択と相互依存関係にある状況は多い.たとえば,喫煙行動をトリートメントとするとき,ある個人の喫煙行動が他者(たとえば配偶者)の喫煙習慣と依存関係にあることは日常的であろう.このような場合,従来の方法で喫煙行動が個人の結果変数(たとえば健康状態)に与える因果的影響を調べることは困難である.本研究では,そのような状況においても,自らのトリートメントと他者のトリートメントが自身の結果変数の与える影響を区別して推定することが可能であることを示した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでトリートメント効果の推定に関する研究の多くは,医療や生物学などにおける応用を期待されて発展してきた.そのため,経済学などの社会科学においては人々や企業の相互関係が非常に重要であるが,そういった要素は従来のトリートメント効果の研究で捨象されがちであった.本研究ではこの問題について新たな分析手法を開発し,一定の解答を示した.
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