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複数選択及び重複選択を考慮した離散選択モデルへのベイズアプローチ

研究課題

研究課題/領域番号 15K17041
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 経済統計
研究機関関西学院大学

研究代表者

宮脇 幸治  関西学院大学, 経済学部, 准教授 (40550249)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワード経済統計 / 経済統計学 / ベイズ統計学
研究成果の概要

複数選択が可能な状況における離散選択モデルに関する研究を行なった.経済理論に基づく素朴な統計的モデルの推測は,計算量が膨大になるため事実上不可能である.そのため,本研究では経済理論に基づく部分を出来るだけ残しつつ,計算可能となるような統計的モデルの構築と推定手法の開発を行なった.得られたモデルのパラメータの推測に関して識別問題があることも分かったため,いくつかの推定手法を構築し比較を行なった.その結果,より計算量が少ない推定手法が良いのではないかという結論に至った.得られた統計的モデル及び推定手法を実データを用いて分析を行なった.

研究成果の学術的意義や社会的意義

個人の行動を分析する場合,離散選択問題はしばしば観察される.また複数選択が可能である状況もある.そのような行動を分析するにあたって,経済理論に基づいた統計的な分析を行うことは限定的な状況でしかなされてこなかった.本研究では,分析枠組みをより一般的な状況に拡張したとともに,推定可能な統計的モデルの構築及びその推定手法の開発を行うことができたと考えている.また推定上の課題がいくつかあるが,それらに対してもより現実的な解を提案できたと考えている.応用例としては,自動車の選択行動の分析が考えられ,本研究の手法を用いれば,例えばガソリン税の効果を分析することが可能であると考えている.

報告書

(5件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2018 2016 その他

すべて 学会発表 (2件) (うち国際学会 1件) 備考 (1件)

  • [学会発表] Economic variable selection2018

    • 著者名/発表者名
      Koji Miyawaki
    • 学会等名
      EAC-ISBA 2018
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] 離散選択モデルについて2016

    • 著者名/発表者名
      宮脇幸治
    • 学会等名
      経済学部研究会
    • 発表場所
      関西学院大学(兵庫県西宮市)
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [備考] Economic variable selection

    • URL

      https://arxiv.org/abs/1903.02136

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書

URL: 

公開日: 2015-04-16   更新日: 2020-03-30  

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